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お髪の性質と結合について

お久しぶりです。アシスタント兼エンターテイナーの小川です。

今回のケミカル班のテーマはお髪の結合についてです。

お髪に関係する結合とは・・・シスチン結合・水素結合・イオン結合が一番有名ですね。

 

それぞれの結合について少し詳しく解説していきたいと思います。

まずは、イオン結合についてです。

【イオン結合】

イオン結合とは、-イオンと+イオンの結合のことを言います。

最初にイオン結合にはpH(ピーエイチ)が大きく関係してきます。pHとは、水素イオン濃度のことなんですが、わからないので簡単に言いますと、

アルカリ性・酸性といった水溶性の性質を測る「ものさし」みたいなものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の画像がものさしのように0~14まであります。

お髪のイオン結合がしっかりと安定している状態は等電帯(pHが4.5~5.5)のときです。

上の画像ですと、(髪の毛が一番健康な状態)となっているところです。健康な髪の状態は、弱酸性の位置になります。

お髪には、酸性アミノ酸(グルタミン酸・アスパラギン酸など)が多く含まれているためお髪の等電帯は弱酸性の4.5~5.5になります。

お髪のpHが、アルカリ性に傾くとイオン結合が切断されます。

つまり、イオン結合とはpHのバランスが崩れてしまうと結合が切れてしまいます。切れてしまった結合を再結合させるには崩れてしまったpHを元の等電帯の値まで戻すことで再結合することになります。

そして、キューティクルは、pHによって、開いたり閉じたりします。

キューティクルが開くのが、アルカリ性側。

キューティクルが閉じるのが、酸性側。

お髪がアルカリ性に傾くと、-イオンが多くなる。お髪に―イオンが多くなると、+イオンのものと引き合うようになります。

逆もそうですが、酸性に傾くと、+イオンが多くなり、-イオンと引き合うようになります。

ここで、補修剤(トリートメント・シャンプー)が重要です。補修剤でカチオン性とアニオン性が大きく関係してきます。

カチオン性は+イオン、アニオン性は―イオンになります。

シャンプーは基本的にアニオン性の―イオンで、トリートメントはカチオン性の+イオンになります。

―イオンになる成分は、グルタミン酸・アスパラギン酸(酸性アミノ酸)で、+イオンになる成分は、アルギニン・リジン(塩基性アミノ酸)です。

結果、ダメージがある方は+イオンの補修剤をお使いになると良いということです。

イオン結合と関係があるのは、パーマ・カラー・弱酸性シャンプーになります。

【水素結合】

水素結合とは、水に濡れると切断され、乾いた状態で再結合されることを言います。

お髪には水に濡れると結合が切れて形を変えられる部分(水素結合)とパーマのような化学反応でしか形を変えられない部分(化学結合)があり、

毛髪の一本一本の形は、この2つのバランスで決まります。

水素結合が切れて形が自由になる状態の濡れた髪を形を決めて乾かす(水素結合を新しく作る)ことがスタイリングするということなのです。

「じゃあどうしてヘアスタイルが崩れてきてしまうのか?」

髪がしっかりと乾いていない時は、髪の内部の水素結合は充分に形成されていません。そのため、乾ききるまでに髪が動いて乱れ、乱れた状態で水素結合が形成され、

崩れた状態になってしまうのです。

また、湿気の多い日にヘアスタイルが崩れやすいのは、髪が湿気を吸収し、水素結合が切れ、形を自由に変えられる状態になってしまっているからです。

「ヘアスタイルの持ちを良くするにはどうしたら良いか?」

ヘアスタイルの持ちを良くするコツは、スタイリング時に髪全体をしっかり乾かすことです。また、ドライヤーの熱で温まった髪は冷めていく時に空気中の水分をゆっくり抱え込む性質があるため、

形が崩れることがあります。温風で乾かした後に冷風で冷ましておくと、そのような現象をおさえることができ、持ちがよくなります。

ブロー用のスタイリング剤やヘアスプレーを利用するのも効果的です。くせがつけやすくなったり、持ちがよくなったりします。

水素結合と関係があるのは、寝ぐせ・ブローになります。

【シスチン結合】

まず、シスチンとは、イオウ(S)が2つ繋がったアミノ酸で毛髪や爪などのケラチンタンパク質に多く含まれています。

シスチン結合とは、ケラチンタンパク質特有の側鎖結合でケラチン主鎖から横に伸び、何本ものケラチン主鎖同士を繋いでいる結合の事を言います。

化学式で言えば、イオウ(S)とイオウ(S)が繋がって、(-S-S-)となるので、SS結合と言ったりジスルフィド結合とも呼ばれます。

シスチン結合を例えて言えば、木の幹(ケラチン主鎖)から横に伸びる枝がシスチン結合で、となりの木(ケラチン主鎖)の枝とくっつき合い、

何本もの木どうしが枝を通じてくっつき合って、大きな1本の木を形成しているものを想像していただければ良いと思います。

この結合は弾力性に富み、非常に丈夫な結合です。しかし、その反面、還元剤(チオグリコール酸など)で切断されやすいのですが、

酸化によって再結合され、もとのシスチン結合に戻るのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この原理を利用したのが、一般的なパーマ(2溶式)なのです。

まず、1剤(チオグリコール酸など)で髪のシスチン結合を還元(切断)し、ロッドを巻くことで今まで繋いでいた結合部分とは違う部分と繋がることにより、

まっすぐな毛がカールやリッジになります。そして、最後に2剤(酸化剤)で髪を酸化(再結合)させればパーマスタイルの完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パーマでは、これらの3つの結合でなりたっています。

(1)水素結合・・・薬剤塗布で髪が濡れて結合が切断。

(2)イオン結合・・・パーマ剤がアルカリ性であるため髪のpHもアルカリ性に傾くことで結合が切断。

(3)シスチン結合・・・1剤の還元作用によって切断。※シスチン結合は2剤の酸化剤でないと再結合しません。

[切断]

パーマのお薬を髪につけた時に、濡れるので水素結合が切れ、パーマ剤がアルカリ性なので、pHがアルカリ性に傾きイオン結合切れ、

1剤(チオグリコール酸など)がシスチン結合を切断する薬なので切れます。

 

[再結合]

2剤(酸化剤)を塗布することで、シスチン結合を再結合、後処理剤を塗布し、pHを等電帯の値まで戻すことでイオン結合の再結合、

髪をドライヤーでしっかり乾かすことで水素結合の再結合。

これらがすべて行われてパーマスタイルの完成です。

 

 

だいぶ難しい話になってしまいましたね・・・

以上でブログを終わりにします。

お読みいただきありがとうございました。

オーナーの言葉

オーナー

美容室で仕上げたスタイルをそのまま再現できる技術を提供しており、その為の土台になるカットテクニックにこだわり、お客様それぞれにマッチしたデザインと毎日ステキな髪型を保てるようアドバイスをしっかりと行ってきています。それがPOSHの最大の売りとなっております。

お客様と共に”なくてはならないパートナー”としてあり続けたいと思っております。

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